コロナ対策のその次に

  • 2020.04.25
  • BLOG

飲食や接客系への影響に続いて、製造業など、影響が本当に広がって来ているようで、まずは個々の皆さんが生き延びて行くしかないですし、そのために様々な動きがあることは、震災時の助け合いのように、本当に価値のあることだと思います。でも一方で考えないといけないことは、震災と違って、今回の新型コロナは至って「人災」であって、発生は防げずとも、その後の経緯での広がりや結果は、人間の判断の過ちが大きく関わっている。つまり、太平洋戦争での日本の政治や軍部の判断の誤りによって恐ろしい結果を招いたことについてと同じようなことが今回も起こっているのに、なぜそこに、まだ手が打てる今でさえ、そこに焦点が当たらないのか?とても疑問に思うし、その結果、1日でも早いコロナの収束、なんて全国民の願いも叶わぬものに終わってしまうのではないか?と思ってしまう。

言い換えると何が言いたいのか?というと、政治家たちの今の判断が、政局、つまり次の総理は誰にするかとか、そもそもオリンピックは無理やり実現させたいとか、そういうことに振り回されて、都合の悪いことを隠しながら始めた対策が、未だにその隠した部分をごまかしながら続けていることによって、本当に今なすべき施策を行えぬままきているのではないか?それによってコロナの収束も、困っている国民の救済も、無駄だらけのやり方になっているのではないか?ということです。

今朝の新聞に康友市長が給与の半分?カットとか出ていましたし、それはもちろん良いことですが、それよりも先にやることは、少し前に自慢げに打ち上げた、なんちゃら予算、そんな不要不急なものをとりあえず止めるとか、市町村合併がなんちゃらと議会で議論を続けていることをストップして、そのお金とエネルギーを対策に回す、という判断をした方が二桁くらい違う力になるはずだし、それをするのが首長の役割だと思うし、自分だけの給与カットなんて、ただ格好付けの責任逃れがとくいなあなたのやりそうなことですね。という感じでした。

とまあ文句ばかり言っているのはただの「批判」で憎しみ以外何も生み出さないので、いかに進むべきかも示す「批評的」立場であるべき、と言う意味で言いたいのは、やっぱり今の対応は、画一的すぎるとしか思えず、例えば「ハザードマップ」と言う、いろんな災害時に危険度に応じて色分けされている地図があり、それに基づいて、様々な規制をしているようなものが、今回もあるべきだし今の技術なら1週間もあればできるように思うんだけど、今のやり方は日本中みんなを一番危険度の高い色にとりあえず塗る潰して、フクシマの時にあったような風評被害を日本中にばらまいているだけなのではないのか?

もちろん5/6まで全国民が自粛して収束するならそれも良い判断だと思うし、これはこれからの推移次第だけど、学者たちは数年かかるかもしれない、と根拠を掲げて言っていたりもするのは政府も十分ご存知のはずだし、その上でなぜこの判断なのだ?と言うのがこれを書いている動機でもあります。(だから5/6で終息宣言が出されたら土下座でもします)

そしてもう一つ、ばら撒かれる10万は、僕らの子孫から借りるにすぎないお金だと言うこと。でも本当はアベさんがこんなに自分の実績のためにばら撒かずに貯めておけば、もっと気前よく出せたんでしょう。
でも不思議ですよね。今のお金って、政府が決めればどこからともなく湧いて来る。とてもおかしなことだと思うし、こんなこと続けてたら、恐ろしいことが起こるようにしか思えない。。

と言うことで、提言は、ハザードマップを作って、半年、1年、それ以上続いた時に対しての、メリハリの効いた制限と、活動をして国民みんなの首をくくるような真似をさせないこと。

ついでにこの際言うと、こんな時になんの力にもならない宗教には詫びを入れて、今まで免除されて溜め込んできたお金を全部寄付してもらうこと。