エンロン/DVD

  • 2008.06.01
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2001年12月。売上高約1000億ドル(約13兆円)の巨大企業エンロンが、不正発覚からたった2ヶ月で破綻した。エンロンの急成長と破綻を元社員の証言から追い、さらに世界を揺るがしたスキャンダルの数々を暴く。という実話をもとにした映画です。
その頃の僕は、まだ事務所をつくって2年目で、そんな報道の記憶はあるけど、こんな大きな出来事とは認識していなかったのは、僕の意識が足りなかったのか、それとも報道がアッサリしていたのか。。
何しろ、バカらしくなるくらいの金額的スケールの割に、バカらしくなるくらいにあっけなく会社というものがなくなってしまった、という話です。
お金なんて、所詮数字だし、所詮ゲームだし、虚構なんだからあっけなくて、はかなくて当たり前なのかもしれないけど、当人たちは自業自得でも、それによって人生がおかしくなった人間の数の多さを思うと、そんなことは言ってられないですね。
たまたま今朝テレビを見ていたら、日本には、老舗と言われる古くからある会社が多く、「信用」というものをいまだに重んじているのに対し、アメリカは建国から200年ちょっとしか建っていないわけで、そんな老舗もなく、信用なんてものより、もっとドライなんですよね。
でも、日本人だからか、こんな仕事をしているからか、「信用」のあとにお金がついてきたらそれでいいや!と思ってついつい頑張ってしまいますが、だから仕事人間になってしまうのか。。
本当に価値のあるものに対してお金が伴えば健全なのですが、そうでないところにお金が動いていることが恐ろしいけど、それが貨幣経済の本性なのでしょうから、気をつけましょう!!
でも、価値のあることを追っていれば、それでいいのだ〜〜(またバカボンのパパ風)