こちらも地鎮祭

  • 2009.10.10
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数日前になりますが、こちらも着工です。
まちなかの細長い敷地で、木造柱の駐車場ピロティを持つ住宅ですが、敷地一杯の単純なボリュームのようで、実はなかなか設計に苦労をした分、ちょっと新しいものが出来そうです。
最近、建築基準法の解釈の巾を結構広く使ったような仕事が多いのですが、別に法律ギリギリで危ない事をやっているつもりは全くなくって、世の中作りやすいように、建てやすいように、儲けやすいように作られている住宅が多い中、そうでないものを設計しようとすると、ついつい基準法の解釈の巾をできるだけ利用したデザインになってしまいます。
その分何度も法令集を読み込んだり、役所で解釈を確認したりという事が増えていて、なかなか大変ではあるけれど、自分の実現したいデザインのためなので、それもまた楽しい作業でもあります。
ただ、法文の中には、とても杓子定規で、本来の目的と外れた無意味な規制も沢山あって、その法の主旨であれば、問題ないと思われても、行政側は事なかれ主義なので、杓子定規な指導をしてきます。そしてイライラさせられる事も多いですね。。
本来法律とか国家の存在意義というのは、もちろん国民を守るためにあると思うのですが、意味の無い規制というのは国民を苦しめるだけです。
もちろん意味が無いかどうかは、近隣への影響なども含め単純には言えないのはもちろんですが、税金をもらって働いているのなら、せめて、杓子定規に国民の自由を奪うのではなく、法の本義に立ち返った判断をして欲しいものです。
もちろんそれは、法文に無い事でも指導を受ける可能性がある事も意味する事くらいは承知の上の発言のつもりです。
まあ、ささやかですが、自分の仕事を通じて、解釈の巾を広げ、自由な表現を実現してゆきたいなと思ったりしています。