長谷守保 建築計画

自由への扉。難民


タリバンの圧政から逃れアメリカに亡命したアフガン女性が、911の影響もありなかなか受け入れられなかったけれど有志の弁護士の努力もあり亡命できたという、実話に基づく映画。
自分なりに色々な事は考えてきたつもりだけど、難民や亡命、という事についてはあまりに人ごとのようでその本質を考えて来なかったけれど、日本が平和ボケした国だったからなだけで、今後はもっと切実に考えてゆかなければならないんじゃないかと。
そもそも、国家とか、村みたいな線を引いて、部外者をよそ者扱いする、という世界中で自然に発生した制度には人間の本質的な弱さが現れていると思うけれども、それは必要ではあっても疑うべき存在だという事にもっと気付くべきなんだろうなーとも思う。
まあでも、国家というのはその構成員をを守るのが存在意義なのだから、排他的なのは本来仕方が無いのかとも思うけど、その構成員を国家の為に犠牲にしているような国家もあるわけで、アメリカは本来そんな移民で成り立った国家だからこそ、911で厳しくなったにせよ、開かれた面はある一方、日本なんていうのはその辺り全然未熟なんでしょうね。
あ。。知らなかった世界を無理に書くとやっぱり何を書きたいか分からなくなってきた。。
でも敢えて書き続けたのは、何か大切な事があると感じたし、もっと考えなければと思ったからです。
昨日、知人に紹介された「聖なるヴィジョン」という本を読んだのですが、人間というのは、合理的には解明できないスピリチュアル(霊的と訳されてますが怪しく感じるので魂とか心の)な部分を持つ存在で、それに素直に向き合い、心を開く事で、良い連鎖が生まれる、という話でした。
国家もそうで、その国家の倫理という閉じたものからもっと広く心を開いて行く事で、国家同士が、そして地球がより良い方向に進むんだろうな。なんて思いました。
そして僕も、自分の中の論理だけでスタッフに厳しくしすぎては物事は好転しないのかもな、なんて感じた訳ですが、そう簡単に変われないのが弱いところですね。涙

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On 4月 30, 2010
by hase
in みるーよむーかんがえる

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