続き。

  • 2011.09.30
  • BLOG

ここ数日ここを訪れて頂いている数が妙に増えていて、何だか僕の暴言(?)に多少反応されたようですね(^^)
せっかくなのでその間にもう少し言いたいこと書きます。
まず、設計施工を頭から否定するつもりは毛頭ありませんし、設計専業の長所も多少なりとも認めて頂けると(信じる)思う一方で、設計施工の長所もあるとは思っていますので、日本的なシステムとして今後も残る事は良いかとは思います。
但し注文をつけたい事があります。
僕たちは設計料、という業務だけで報酬を請求せざるを得ないのに、設計施工ではそれが、営業段階、設計段階(外注含み)現場段階、と本来設計専業者が行なっている作業が分解されていて、設計料と言われるものは、前記の設計段階にかかる、それも実質全部の業務人工数は上げてないのではないかと思います。
そこで、実際はそうなる事はないにせよ、建築主が施工を別会社に依頼したいと言って、そうなった場合、設計監理業務だけを行なってくれ!と言われた場合実際どれだけ報酬が必要かという事を明確にして欲しいと思います。でないかぎり、設計事務所の設計料が高いから、みたいな事を言う権利はどこにもありません。
もしそんな事は既にやっているよ、という例でもあれば是非教えてください。頭を下げます。
まあ設計事務所だって、中には建築主に分からん所でバックをもらってたりもするようですから人の事言えないかもしれませんが、僕は(たまに紹介頂いたからって言われたりしますが)そういうのは一切お断りしています。当たり前ですよね。