長谷守保 建築計画

竣工写真ー外

昨日オープンハウスも無事終わり、営業兼カメラマンの私は朝から夜まで頑張りました。
まずは外観からです。

北のアプローチ側ですが、切妻の平屋、2階のボリュームが角度をもってぶつかっている、というのは顔となる外観として良い結果になるのか?というのは真面目に悩んだ記憶があるのですが、悩んだ分、良い感じにはできたのではないかと思います。敷地がちょうど1/4円に近い扇形だったのから出来たプランの結果であって、好き好んで難しく、風変わりにしようという意図は一切ありません。

少し角度を変えてみると、擁壁、板塀、平屋部分、2階部分の重なりが結構変化して見えて面白いです。

夕景ですが、冬の空という事や植栽も落葉してしまっている事もあり、緊張感がでていますね。2階の窓は側面に回す事も考えましたが、この外観でそうすると少しのっぺりし過ぎたようにも思うので、これで良かったのかなと思っています。

中庭からですが、45度に貫入するあたりは屋根や窓や壁について随分悩んだ難しく、重要なところでしたが、何とか違和感無く自然に見えたという事は上手く行ったんじゃないかと思っています。
でも、自分でつくったものを自分で評価するのはなかなか出来ないもので、本当にこれで良かったのだろうか??というのは当然いつも思います。
数十年先に、通りかかった時に、これで良かったんだな、ともし思えればそれが一番だと思うし、それを目指しているつもりです。
近年の省エネやらなんやらの流行?で建築の雑誌も様々な技術やデザインで溢れ返っているわけですが、当然その目的は地球や人類やその建物自体がサステナブル(長生きする)事のはずなのですが、だいたい、美しくないものはサステナブルでなんかない!というのが僕の主張でして、幾らそんな性能が高くても、10年後にデザインの特異さに飽きて潰したくなってしまったら、そんなものサステナブルの逆ですよね?でもそんなのばっかりです。

共有:

  • シェア
  • Tweet
  • メールアドレス

Cancel Reply

*
*

On 12月 10, 2012
by hase
in けんちくーしごと

長谷守保建築計画

〒432-8014
静岡県浜松市中区鹿谷町12-2
TEL : 053-482-7320
hasem@hase-a.com

ご依頼と設計料

長谷守保建築計画にご依頼を検討されている方へ、業務フローおよび設計料をこちらに記載しておりますのでご覧ください。

⇒ ご依頼と設計料について

Content

  • HOME
  • PROFILE
  • WORKS
  • POLICY
  • FURNITURE
  • BLOG & NEWS
  • CONTACT

Menu

  • BLOG (1,273)
    • けんちくーかんがえる (63)
    • けんちくーしごと (484)
    • けんちくーみる (63)
    • けんちくーよむ (209)
    • そのた (32)
    • ひとって? (81)
    • みるーよむーかんがえる (270)
    • イベント (41)
    • 住まいをつくるとは (18)
    • 家具とデザイン (16)
    • 浜松のこと (63)
  • NEWS (4)
  • 未分類 (33)

Archive

Posts

  • ふじのくに木使い推進会議 2023-03-17
  • 浜松新球場、新県立図書館と公共施設整備 2023-03-02
  • 浜松新球場について 2023-02-09
  • 日本旅館進化論 2023-01-21
  • 磯崎新さん 2023-01-12
  • HOME
  • PROFILE
  • WORKS
  • POLICY
  • FURNITURE
  • BLOG & NEWS
  • CONTACT

© Copyright 2015 長谷守保建築計画