長谷守保 建築計画

瓦屋根の住宅


今まで住宅だけでも50程設計させて頂いて来たのですが、実は全て屋根材はガルバリウム鋼板でした。
費用対効果とデザイン面で他のものはお勧めしなかったのですが、、今回、どうしても「瓦」!という事で費用面だけ理解を頂ければもちろん良い材料なのでという事でそれを前提に設計をしました。
つまり瓦だからこの形になった、という意味なのですが、まずは瓦はガルバリウムに比べて屋根勾配が緩く出来ず、また形が複雑になるほど仰々しくなりやすいしコストや雨漏りの恐れも(他の材もそうですが、それに増して)増えてしまうので、それをいかに良い方向に持ってゆくかというのが大きなポイントでした。
篠原一男も初期は結構瓦を使っていますが、さすがですが、ちょっと使い方をズラしているんですよね。軒高だったり、かけ方だったり。そうする事でありふれた瓦屋根と一線を画しているのだと思うのですが、形を真似するのではなしに、その「質」の部分をなんとか実現できないかなと悩みました。
これ以上は言葉にするのも難しいし、結果そう感じられるか次第なので、、後はディテールをきちんとやって、出来上がりで証明するしかないのですが、、となかなか高いハードルにしてしまいました。と言っても、何だか意味が分からないかも知れませんね。

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On 12月 23, 2012
by hase
in けんちくーしごと

長谷守保建築計画

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