現場ふたつ

  • 2013.10.09
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まず先日上棟した住宅です。
良ーく見て頂くと、結構、いやかなり長い住宅ですが、東西に長い敷地に対して少しでも南を空けたいために東西に出来るだけ長いプランとした結果ですが、片流れ屋根にしたので、20mもあり、通常の屋根板金は成形して実際の長さで運ばれてくるのですが、20mは運べないので現場で成形できる(なかなかいないそうです)板金屋さんにやってもらいます。
それもあり、面積の割にはとても存在感があり見栄えがしますが、また外観などはお楽しみに。

こちらは店舗兼事務所で、最近の住宅の仕様で設計させて頂いたのですが、何しろほぼ一室なので、住宅では感じられないダイナミックな感じになっていて私自身も新鮮に感じますが、集成材の特殊な構造を使わなくても、もちろん設計上の配慮はとても必要ですが、結構大きな空間が作れるし、集成材の貼り合わせた木材で太い材ではなく、美しく繊細のムク材でつくるとやっぱり独特の緊張感があって好きです。先日の取材の時にも、私は敢えて4寸角は余り使わない理由は、桂離宮の柱が太かったら台無しでしょ、とお答えしたのと同じ理由です。
来月にはオープンされる予定で、皆さんも寄って頂ける店舗ですし、その時には積極的にアピールさせて頂きます^^