長谷守保 建築計画

民主主義は当たり前のものではない。

数日前のですが、日本に溢れるおかしな事たちの原因につながるような話でだと思いましたので。

地方から国政まで、新聞に毎日、なんでそうなっちゃうの?と思う腹立たしいことが溢れていますよね。。で、僕はまだまだ不勉強なりに、その根っこにあるものを考えたりもしてきましたが、この記事はそれによく答えてくれていて、大事なことをに触れていると思ったので上げてみました。

ポイントとしてまず、『中南米でもアフリカでも『中国の(権威主義的)システムは、より良く機能する』との考えが広がっている」というのは冷静に考えれば当然のことで、「個人の幸せの追求」が「全体の幸せ」につながるなんて幻想はもう破れてしまっていますので、「強い国家」のためには個人を抑制する、というのは国家からすれば合理的なことですよね。もちろんそれで良いとは言っていませんが「民主主義もまた効率性を示す必要がある」のは明らかだけど、国会を見ればまた本筋でないところにワイワイやって、片方では無駄なバラマキが進んでますよね。

彼はフランス人で、民主主義が育ったところの国でさえ民主主義は危機に面している、と感じているのだから、それを形式的に輸入した日本では実はもっと深い危機的状況にあって当然なんだと思うけれど、日本人は「民主主義」への向き合い方を知らないし、それは仕方ないことだからこそ、まずそれを自覚するところから始めるしかないと思う。「当たり前のものではない」と。

そして「もやは代表制を望んでいない」かあ。。なるほど本当にそうだし、だから安倍さんがあんなやり方で続けちゃえるんでしょうね。

本当に中国みたいのじゃ嫌だ、と思うならきちんと目と耳を開いて自分の頭で考えて発言しなきゃ民主主義にはならないし、それが面倒ならやっぱり中国みたいになるしかないし、だから安倍さんは独裁的になってるんですよ。きっと。

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On 11月 22, 2019
by hase
in みるーよむーかんがえる

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