長谷守保 建築計画

昭和住宅物語ー藤森照信

1990年の発刊だから新しくないのと、しばらく前に買ったまま読んでいなかったのですが、時間をつくって読んでみたら良かったです。
「住宅特集」への連載をまとめたもので、住宅作家たちを時系列で取り上げていて、住宅建築にも歴史があることがよくわかります。

歴史というのはある種の解釈ですから、藤森さんなりの解釈が強いわけですが、やはりどんな建築家も建築の形態も何らかの影響を受けて行かざるを得ないわけで、その影響がどうあったかを解釈してみることで、現在の自分たちの立ち位置が見えてきます。
やはり住宅ではF.Lライトの影響が何かとあるのですが、弟子であったアントニン.レーモンドの存在が日本の建築に与えた大きさが改めて理解できました。
あとやはり、戦争というものが、いろいろな形で影を投げかけて来たことにももっと自覚的になる必要がありますね。
まあ読みやすい本なのでよろしかったらどうぞ。
これからもこんな調子で本を読んだら書いてゆきます。

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On 10月 21, 2007
by hase
in けんちくーよむ

長谷守保建築計画

〒432-8014
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