長谷守保 建築計画

新東名SA南に工業用地


しばらく前にもそんな方向の報道はありましたが、改めて正式?に出ましたね
「浜松市は22日、新東名高速道・浜松サービスエリア(SA)南側の同市北区都田町の農地などに、新たな工業用地を造成する方針を明らかにした。津波リスクを避けたい企業の内陸部への進出需要や浜松SAへのスマートインターチェンジ開設などを踏まえ、最大88・6ヘクタールを整備する。国指定を受けた「未来創造新・ものづくり特区」に基づく初の大規模な面的整備になる。」
そうで、「(長期間販売先が決まらない)塩漬けの懸念はない(佐藤洋一産業部参与)」そうだ。
まずは「地域活性化総合特区」だそうで、「市街化調整区域における農業と工業のバランスある土地利用の実現」が目標だそうだが、散々既存の市街化調整区域(市街化を抑制するべき地域なはずでしょうが!)でやってきた上に、新たにそのエリアを広げる事で、その活性化を狙う地域がその当該地域だけなら辻褄は合うとしてそんなはずはなく、もっと広域(浜松市)のためであるとするなら、その活性化に寄与するとは決して思われないのだけれど、なぜ国も通したんだろう?
上記のように、事業として失敗しない(らしい)が失敗したら突き上げよう!
また事業上というのは、整備して、それに見合った金額で売れれば成功と考えるのだろうけれど、それにともない、道路やインフラを整備する必要があるだろうから、それや、その今後の維持監理費も含めて本当に赤字にならないという見通しを立てているのだろうか??
まあ情報をろくに集めずに書いてますからもしかしてしっかりやってるのかもしれないけれど、浜松市はこいういう新しい事はとりあえず「やらまいか」でやってしまう悪癖があるので、僕は市の職員は暇で余ってるんじゃないかと勘ぐるし、そんな要らん事をするような人材は是非減らして欲しいものだとも思う。
また、津波リスクのために希望する企業が多いらしいが、滅多に来る可能性のないというか来ても被害に遭う筈のないエリアが随分あるのに、津波を理由に田畑や森林を買いたたいて安い工業用地を整備すれば来たがる企業はそりゃいるでしょうけど、津波を言い訳にやりたい事やってるだけじゃない?まあ津波リスクが高い地域に、浜松じゃ誰も頭の上がらぬ社長がいらっしゃるからかねえ〜。
ま、誰かがこういうイヤガラセみたいな事も言わないとね。

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On 8月 24, 2013
by hase
in 浜松のこと

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