長谷守保 建築計画

新建築9月

石上純也さんの「ボタニカルガーデンアートビオトープ」引き続き隣接地に宿泊施設が計画されているそうで、石上さんがどんなの作るのか、そちらの方が楽しみ。

で、その宿泊施設用地で不要にならざるを得ない樹木や石や苔などをこちらに移しながら「建築を計画するかのようにランドスケープを計画する。建築のスケールを拡張することと、ランドスケープの精度と具体性を高めることを同時に実現したい」そして「自然をもっと詳細に計画できるようになれば、自然環境と人間の環境はもっと親密になれる」と。

移植する樹木もきちんと調査し、建築の精度で配置し、施工する。石上さんだけに恐ろしいエネルギーがかかっているはずなのでこれは一種のアートだと思うし、と考えればそのエネルギーも理解できる。でも僕は御せないのが自然だと思っているので、どうも「計画」という概念で扱ってはダメな気がしている。まあでも本来「建築」育ったキリスト教圏では、自然は計画され御されるべきものだったのだから。。

このブナやコナラたちは池の水が漏れるとダメらしくベントナイト系のシート(自己補修性がある)を池に使っているらしいけど、僕の家のはビニールシートでやったので水ちょっと漏れてしまっているのでいつかやり直そうかと思いつつなかなか大変なことになるので手付かずなのと、北側の日が当たりにくいところに張った苔も半分ハゲてたりします^^;つまり自然はなかなか人間の思うようにならない、と実感している訳でございます。

さて、台風が近づいて風雨が激しくなったりしてますが、この暑い夏、というのは僕はやっぱりアスファルト舗装のせいなので人災なんだと思っております。

 

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On 9月 4, 2018
by hase
in BLOG, けんちくーよむ

長谷守保建築計画

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