長谷守保 建築計画

新建築7月

伊東豊雄さんの「川口市めぐりの森」の中の表紙のは斎場ですが、以前設計された岐阜の斎場の発展?版ですね。

どうも印象が違うなあと思ったら「各務原の白い屋根は上空から降り立つ羽を広げた鳥のように軽快なイメージなのに対して、今回は盛り上がってできた大地の一部のような重く低い屋根をイメージした」そうですが、各務原のはずっと前に見に行った時にはとても良い建築だと思いました。

そういえばメディアコスモスは行ってませんが建築的には見栄えもしますし評価もされているようですが、漏水問題が結構根深いように聞きましたが、あのイメージを実現するために随分チャレンジングなことをした結果に見受けましたが、いつか根本的な解決がなされて、決して短寿命の建築にならないことを願いますが、この屋根にしても、屋根の上に水たまりをあえて作るようなもので(コンクリートなだけまだシンプルですが)適切なメンテナンスとともに、長寿を遂げてほしいものです。

また近年よく見る、構造的合理性?から生まれたクネクネ系の建築は、どうも気持ち悪さを感じることが多い中で、これも、各務原のも、斎場という性格にあった、ある種の「静けさ」を獲得しているように思いますが、つまり、自然界的な「自然さ」があるからでしょうか。気持ち悪いものたちには、どうも無理やり感があり、だからでしょうけど褒めようと思えば「華やかさ」がある(これには逆にない)のかもしれません。

右上のは槇さん。いつもながらに品の良い、安心して見ていられる作品ですが、もうご高齢ですが、事務所の体制がとても良いからなんでしょうね。

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On 7月 7, 2018
by hase
in BLOG, けんちくーよむ

長谷守保建築計画

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