長谷守保 建築計画

新建築6月


あの、ふじようちえんの増築ですが、用途は英会話教室とバスの待合所。実際は大ケヤキに階段状に巻き付く内外曖昧な様々な高さを持つ場所の集まりというか。
小さい子供にとって「天井は憧れ」らしく、様々な高さの床を持ち天井に近づけるここはとても嬉しいらしい。なるほどそんな気持ちとっくに忘れちまってますねえ〜
やはり「鉄」で出来ているところは生理的にひっかかりますが(笑)
あと、たまにありますが、樹木を痛めないためにとても苦労をしているのはひしひしと感じられても、そこまでしなければいけないかなあと正直感じます。
「木の下」はそのままで良いんじゃないかなと。
また「保育のための空間」という特集で、他にも幼稚園などが沢山掲載されていて、その比較もまた楽しかったです。
竹原さんの骨太な木造ラーメン。燃え代設計でもあるから結構骨太(すぎ?)
窪田さんのは薄い大屋根が内外を意識させないように覆う。が大人の美意識の押し付けにも見える?
他も、やっぱり子供のための場所だからか「意味」が多く張り付いた建築が多かったですね。
でもやっぱり、ふじようちえん(この増築でなく)のあっけらかんとしたあの感じが、多分子供たちが本能的に元気に走り回れる場所として最も相応しいように思いました。

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1件のコメント

  • 2011-06-11 @ 9:56 AM
    Moriyasu_Hase

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    >建築というものに憧れめいたもの
    それはあったようですよね。

    手塚作品、屋根の家以降は、しばらく僕もそんな感じを受けていたので余り興味が湧かなかったですが、ふじようちえん、は子供の場所としては、結果とても良かったと感じました。
    「悪ふざけ」なるほどです。
    しかし、やる側も受け取る側も、それを「悪ふざけ」と感じるかどうかは、結局倫理観の違いだったりするのでしょうから、何か違う世界に住まれている夫妻なんでしょうね。笑

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On 6月 7, 2011
by hase
in けんちくーよむ

1 Comment

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