長谷守保 建築計画

新建築9月


創刊1000号、85周年だそうです。僕が新建築という雑誌を知ってまだ(というかもう)20年ですから歴史の重さを感じますし、だからこそ、毎月文句も書きながらやっぱり購入し続けてるのかなと。
文化というのは良くも悪くもある種の積み重ねというか堆積ですから、やっぱり建築という文化を大きく担ってきているんだと思います。
1000号の表紙が小さく並べられていましたが、その時代ごとにかなり違った色のエネルギーを感じ、振り返るに値する時代がずっと続いて来たと感じる一方で、この5年10年の「軽い」時代が数十年後にどのように受け止められるんだろうかと余計な心配をしたりもします。
乾さん藤本さん石上さんの若手建築家座談会の内容を見ても、「フロンティアであるという意味ではとても恵まれて時代に僕らはいる」という発言があったように、「新しさ」(決して新奇さではなく)が主題として語られていたわけですが、もちろんそれは大切な事だけど、その新しさの追求が人間の疎外になってしまっているという言葉もあったように、そこはとても重たく考えなければならないと感じます。
でもさすが、最近になく密度が高い号でしたね。買っても良いかもしれませんよ(笑)
作品はいろいろなところで出たりしますが、こういう座談会とか論文みたいなものって、結構その時代にとって大きな力を与えたりするので。
あー寝よう。

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On 9月 15, 2010
by hase
in けんちくーよむ

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