政治とかいろいろ

  • 2010.06.04
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僕は建築が職能だから建築の事には自分なりの批評ができるつもりだけど、政治の事は難しい。テレビでは無責任なひとが無責任な事を言っているけれど、相手に影響を与え得る発言には相応の責任が伴うと言う事を知れば、バカなコメンテーターも減るだろうと思ったりもする。
職業というものは神聖なものだと思う。
人の為になる職業であれば、誰もが何らかの使命感を持って成っているはずだと信じる。
そうであるなら、その使命感に任せるのが一番良いはずだとずっと思ってきた。
中途半端な知識や自己主張でその使命感の足を引っ張るなと。
横やりを入れれば入れる程、彼の使命感も責任感も損なわれ、結局こちらの不利益になる。
信じられない事の多い世の中になってしまったけれど、信じるに値する人間もまだまだ居るので、でもバカなメディアに振り回されずに、信じる事を取り戻さなければいけないのかなと思う。
僕も信じてもらえれば、それ以上の仕事をしたいと思うから、こんな事を思います。
もちろんその前に、自分が信じるに値する人間で居なければと、難しい目標を掲げながら。
そんな大きな事でなくても個別の人間関係でも、信じなければお互いの良い関係につながらない事ばかりですよね。
僕なりには信じる事から始めているつもりだけど、何か裏切られた気持ちになってしまうととてもやりきれなくなりますし、僕もそんな失望を与えてしまった事少なからずあったと思います。
何が言いたいかって、信じる事ができない世の中なんて良くなるはずがないし、でも本当はほとんどみんなが、信じられたいと思って生きているはず、でも、その気持ちを誰か大きな力が失わさせてしまっている、そんな悲しい世の中ですが、そんな事言わずにまずは近くの人を信じてみたいですね、と。
きっと菅さん、がんばりますよ。