変わり屋根の増築。

  • 2014.10.23
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今見積り中で、うまくまとまればその後契約、着工へと進みます。と最近仕事のネタばかりというか、久々に少し風邪を引いてしまい本も読めず、DVDは毎週見てますが余りグッとくるものがなく。

この家に来て、かなり心身共に健康になっている実感はあるのですが、やはりたまに気が緩んで引く風邪は、気を引き締めなさいというサインなんでしょうね。
さて、少し変わった屋根ですが、たまに書いた事ですが、屋根をかける場合は平屋か総2階の方が外観がしやすく、2階が1階より小さくならざるを得ないときには2つのボリュームに分けたり、片流れで包んだりしてきましたが、今回は勾配の違う切妻にして手前の道路側を矩勾配(45度)より少しきつくして、こちらからは平屋に見えるくらい軒を下げつつ、奥(が南です)は普通に2階の外観になるようにしています。あと、住宅の2階って、水回りや寝室など、必要なところに必要な窓がつくとバラバラと、いかにも住宅で、ここは何の部屋です、と見えてしまうのが、無防備というか、下着姿を人に見られる(見る方も嫌)ような感じになってしまうと僕は思うので、こうやって、えいっと屋根にしてしまっています。

あと、増築でして渡り廊下でつながっていますが、何かと工事も手間がかかりそうですが、ご予算を抑えるためもあり、新しい施工者さんに数社見積りをお願いしましたけれど、さて結果は?w

少し工事中の現場が重なりますが、設計中はあと一つだけになるので、たまたま工事が重なっただけ、という感じですね。現場監理も結構手間がかかるので、スタッフも2つ現場が動くと結構それで手一杯になってしまうくらいです。毎回違う一品生産品を、毎回違う施工者さんと作り上げてゆくわけですし、毎回それぞれに想定外(とまではいかなくとも色々と)起こってくれますので現場って生き物だなあと思います。

ところで、先日の4周年の会は前の施主さんなど数組がご家族連れで来られたりして、結構賑やかになって良かったですし、お子さんたちにどういう記憶として残ってゆくのか、楽しみでもあります。