長谷守保 建築計画

垂木がかかって


この正方形の平屋の最大のポイントでもあった放射状の垂木がかかっていました。
とてもプレカットではできないので上棟後それなりの時間をかけて大工さんが丁寧に仕事してくれましたが、梁に当たるところが垂直でなかったり、またもちろん相手の梁にその当たる形を切欠いて止めるため、現場で合わせながらやって頂いています。
やっぱり大工ってすごいなあと改めて思います。
で、大変な手間をかけさせておいて大したものが出来なければただ独りよがりな設計者ですが、自画自賛(笑)なかなか美しいです。
四角い空間なんだけど、その四隅が強調されずに優しく包んでくれるような感じが意図した以上に出ました。
竪穴式住居みたいな、とても原始的なものも、基本的には、こんな風だと思いますし、そんな原型的な住まいをつくってみたかったのでこんな設計をしています。
材料も、今回から付き合い始めた材木やさんが限られた予算でもがんばって気を遣ってくれて、良い感じですし、やっぱりこれが節の多い材料だったら、この素直な感じがでなかっただろうなと。
と、皆さんに支えられて出来つつあります。
また他でも使うだろうな〜。でも繰り返しは3回くらいまでにしておかないと発展もないですよね。

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On 11月 7, 2010
by hase
in けんちくーしごと

長谷守保建築計画

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