長谷守保 建築計画

地震工学の限界?

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日経アーキテクチュアの記事から。そもそも地震は予知できたり解明できる学問であるかのように考えて来た事に大きな誤りがあったんじゃないかと思うし、そういう意見はたまに聞いてきたけど、政治と一緒で大きく進めて来た事を今さら間違いだった、と改められないものなんでしょうね。

木造2階建てより、RC10階建ては30倍くらいの重量が上に乗っていてそれを支えないといけない、なんて計算すればすぐに分かるような事を改めて書いてられますが、熊本の地震でも新築に近い高層マンションが、恐らく建替えるしか無い様な被害も受けているようですが、構造計算上は成り立っているのは当然としても、実は地震の挙動は未だに解明なんてほど遠い状況だから、今回の本震のような地震が続いた件も全く想定外だと学者さんたちも言ってるくらいだから、やっぱり無闇に重たい、高い建物を建てちゃいけなんだと思います。もちろん大都市圏で地価も高くそのリスク以上に必要なら良いけど、浜松でもそうだけど地方都市でそんな積んじゃいけないんだと思う。まあディベロッパーは商売だから少しでも積んで儲けたいだけで、その影に大きなリスクがある事を忘れちゃいけない。

そういえば、遠州灘の防潮堤、着々と?進んでいますが、少し前に静大の北村教授が、過去4000年にはレベル2の津波はなかったと発表したそうですが、そもそもそんな事のためにあんな自然改変をしているのか?僕はそれより大地震で高層ビルがバタバタ倒れる方があり得そうだし恐ろしい事だと思いますがねえ。。

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On 5月 11, 2016
by hase
in BLOG, けんちくーかんがえる

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