長谷守保 建築計画

君主論/マキアヴェッリ

5日ほどの休み、海行って、本読んで、ギター弾いて、お酒飲んで、終わっちゃいましたが充実してまして、買って置いてあったこれ、読む気になり読みました。

地名人名など知らない固有名詞は適当に読み流して、本質的なところだけ読んだので、面白く読み進みました。

「君主たる者は、、戦争と軍制と軍事訓練の他には何の目的も何の考えも抱いてはならない、また他のいかなることも自分の業務としてはならない」と、つまり戦に勝つことだけがあなたの役割だ、というのが乱暴だけどこの君主論なのだと思いますが、ケチと言われようがきちんと倹約もした上で戦争をすることで、臣民に重税を課さずに済むから結局統治者として偉業を成し遂げられる、とも書いているように、直接的にではなく間接的に戦に勝つための事はしっかりやらなければならない、という事のようです。

昨日は終戦記念日だったわけですが、戦争を否定した憲法で平和ボケしている日本人、というか元々島国の日本にはそんな意識は希薄なのも仕方ないのかもしれませんが、ヨーロッパや中国にしたって、大陸は昔から常に戦争をして領土を奪い合ってきたし、負ければ国もなくなる?わけですから、戦に負けないことが国家にとって一番大切なものだったはずですし、だから戦に強い君主こそ求められたのは当然といえば当然なのでしょう。今は、直接的な戦より、経済力でせめぎあっているわけですが、それでもやっぱりそれに負けないのが君主、と言う意味では外交と経済に強い国を目指すのが首相のやることでしょうし、安倍さんも(賛否は置いておいても)そこをやってきたわけですし、日韓合意まで至ったのに安倍さんもつまづいてる間に反故にされ、さらに軍艦島の歴史を捻じ曲げて徴用工問題で日本を責めようとしているようですが、これもある種の戦ですから、そこは安倍さんを応援して戦って勝ってもらわないといけないのだと思います。

「戦争」とは何なのか?なぜ日本は戦争をしたのか?もちろん良くなかった事が大半にしても、もし日本が戦ってなかったら、白人たちが今も植民地支配を続けていたのかも?と考えると肯定するわけではもちろんないですが、戦争にはいろんな側面があり、もう少し知って考えて置かなければ、負けたから何言われても謝る、という現状を乗り越えられないように思います。

でもだからやっぱり戦争は勝たなければいけない、とマキャヴェリさんは言うのですね。

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On 8月 16, 2017
by hase
in みるーよむーかんがえる, 未分類

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