上棟でした

  • 2010.10.22
  • BLOG


続くときは続くもので、今日上棟でお餅まき。今度の月曜もです。
今日はご商売されている敷地内の建替えという事もあって、沢山の方が来ていました。画像をよく見ると沢山のひとたちが。
設計者としては、見られている意識で良い緊張感があるものです。
この画像の場所が玄関ホールで通り抜け土間になっていて、左右に2世帯的なつくりかたです。
延べ面積も大きく、やっぱり、ボリュームも思ったように、というかやっぱりいくら図面や模型で検討しても、原寸の大きさの迫力は想像以上で、大きいな〜という印象でした。
でも大工さんたちは、とても手際が良くって、見ていると気持ち良いくらいです。
仕事ってそうあるべきだと思うんだけど、そんな気持ちよい手際って無くなりつつありますよね。
上棟というのは、設計者としては設計したものが原寸で立上がる特別な瞬間なのですが、やっぱり
大工さんたちの晴れ舞台だと思います。特にこうやって沢山の方が見ている中での作業というのは、小さな子供たちにも何か仕事に対する気持ちが伝わる特別な時間なんじゃないかと思ったりします。
大工ってカッコイイなあなんて思って、そのうちなってくれたらいいなって。
もちろん設計ってカッコイイなあって思ってなって欲しいのもあります。
ただ、どちらもそんな簡単なものじゃない。
半端な憧れ的なものでなれるものじゃない、だからこそ面白い、深い、一生捧げられる職であると。
しかし、最近の若者は、なんてオヤジ臭いですが、半端なのが多い!
別に半端に生きるのは自由だけど、僕らの世界にはそんなのは必要ない!
と、久々に酔って書いています(笑)