長谷守保 建築計画

モーターサイクルダイアリーズ


チェ・ゲバラの若い頃の南米への(無茶な?)旅行記。そしてその後の彼の生き方を決めたような旅だったようです。
医学の、それもハンセン病を専攻し、それもあり旅行でハンセン病者たちがいる、隔離された島?へしばらく居たりもして、それや、マチュピチュのような古代文明を目にしたり、一方で原住民たちがとても虐げられているのを目にしたりしながら、人生観を変えられてゆく。
少し年上の友人が30になる前に旅行を終える、という始まり(結局随分伸びる)だったけれど、人生観を変えるような旅ってきっと誰でも持ちうるとは思うけれど、基本的には身を滅ぼすから止めておいた方が良い、というのが大人の意見でしょう。
「我々は少数ゆえに分裂してはならない」、ゲバラが読んだ本の一節で出たのですが、全てはここに集約されるし、彼の全てはここから始まったんじゃないかと勝手に思いました。
裏を返せば、「多数」が少数を駆逐するし、人生観を変えるような旅行を否定するのであって、ハンセン病者の隔離も、伝染もしないのに、と考えれば多数派のわがままなのか?(ここは詳しくないですが)
「革命」って何だろうと、改めて考えると、単に少数派が多数派との逆転をする、という事じゃないかと思うし、それがなければ世の中腐敗するだけだし、つまり、革命、というのはもっと日常的に起こるべきだし、某たいした事はないS県知事が圧勝したのだって、腐敗の一種だと言えるわけです。
FBにも書きましたが、少数派なのを諦める理由にしてはいけない。そして束にならないといけない。のじゃないかと思います。
今少数派だろうとも、実現しなければいけないと思われる事を諦めるなんて、クソみたいな事をしてはいけない、という事ですね。
僕も、つねに半分クソに足を突っ込みつつ、でもなんとかもがいている程度で、偉い事言える立場じゃないですが、偉い事言える立場なんて、所詮多数派ですから、クソくらえ、なんですね。
済みません。ちょっと調子に乗りました(でも反省はしていません)

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On 6月 18, 2013
by hase
in みるーよむーかんがえる

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