長谷守保 建築計画

コンペ提出


昨日コンペの提出をしました。画像の感じです。
北海道の広大な自然な中で、今後、芸術やそこの自然に触れ合える「六花の森」「を育んでゆくため、とても小さな建築ですが、「おにぎり」を食べる場所です。
形になったものを見てしまえば、結果ですが、その形が生まれるまでに考えたことは、厳しいく広大な、でもとても魅力的な自然と、今後つくられてゆく芸術的なものに対し、いかに新鮮な気持ちで、驚きとともに出会うことができるか。
また小さい建築ですが、今後育まれる森に対して、強さとともに広がりやつながりを持たせるような形態とするか。そんなことをグルグル考えながら、ゆきついた形です。
またとてもコストも抑えめな事もあり、大きな屋根をかけ、壁をなくすことで、部材と工事工程を減らすことを考えましたが、壁がなく屋根だけな事で、三角の小さな空間が生まれてしまいますが、座る場所なら低くてもいいし、四角い窓と違い、三角のフレームから、そして、床が入り口から5段上がりながら螺旋状に登って行く中で、とても外部空間が変化をしながら眺められると思いました。
普段の設計では、屋根だけにしたり、床をここまでスキップフロアにしてしまっては、さすがにいろいろ使いにくいだろうな、と思ってしまうところですが、この建築は、休憩場所というか、一時的にしか滞在しない代わりに、逆にいかに非日常性を感じるか、が重要なのでこれが良いと思って考えましたが、でも、なんだかとても楽しそうな建築になり、自分もこんな空間に、それもずっと居てもいいなあ、なんて本気で思ったりしました。
こんなコンペには、結構沢山の、それも気合いの入った提案が多く、簡単に通ったりはしませんが、でも今回考えてつくったアイディアが、どこかで今後の僕の設計に良い影響を与えてくれるんだと思っています。

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On 2月 1, 2008
by hase
in けんちくーしごと

長谷守保建築計画

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