イエノイエ/横浜トリエンナーレ

  • 2008.11.24
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横浜トリエンナーレなどちょっと行ってきました。
インフォメーションセンターとして建てられた、平田晃久さんの「イエノイエ」ですが、「家型」をテーマとして、「屋根」の可能性を求めたプロジェクトだったようですが、どうも言葉の使い方が軽薄に使われているように感じて、また実際、出来ているものから何か可能性を感じることもできず、あれ?でした。
家型とか、屋根、というのは、もっともっと長い歴史と、深い象徴的な意味を持っているにも拘らず、そのことにもっと自覚的にならないで良いのかなあと。。
つまり単なる形態の操作の範囲でしかないんじゃないかあと。。
一方でのアート達は、人が多かったり歩き疲れたりで良くわからないものもありましたが、アートというものが、自由で新しい可能性を我々に感じさせてくれるものだという意味ではそれはそれで面白かったのですが、でも建築ってその意味でのアートじゃ決してないでしょ。というかそうじゃいけないでしょ。
まあもともと大和ハウスのプロジェクトだったのを協賛という形で提供したものなので、そんなものでも仕方ないのかもしれないですが(^_^;)