アラブエクスプレス展など

  • 2012.10.22
  • BLOG


少し前に新建築で槇さんが触れていて、面白そうだと行ってみました。
というか、アラブって私たちは知らなすぎる世界、というか表面的な断片的な事は見聞きしていても、彼らが何を考え何を伝えようとしているのかとかは、僕らが巻き込まれてしまっている西欧のキリスト教文化圏に染められてしまっているので、分かろうともして来なかったんじゃないかと思います。
という意味で、面白そうだな、行ってみたいなと。
結果、確かに良くわからん!とい面が多々ありましたwけれど、だからこそ接してみて良かったなと。
相手が特殊に見えるということは、つまりは、相手からしたらこちらが同じ位特殊に見えているはずだし、つまり、僕らもよっぽど変なんだ、という事に気付くだけでも大変な価値だと思ったりします。
あと、久々に上野にゆき、谷口吉生さんの法隆寺宝物殿などにとても久々に行きましたが、ロビーからエントランス横の水盤を見てゆっくりしながら、小鳥が水浴びし、向こうに豊かな緑が見え、とても心が安らぎましたが、僕もそういう質のものを目指しているつもりだけど、あのサイズの建築で、間が抜けずにその質が生み出せているのは、本当にさすが谷口建築だ!という感じでした。
改装された東京駅がライトアップされているのを見ながら夕食をとったり、楽しい一日でした。