長谷守保 建築計画

やっと地鎮祭


井戸工事が終って今日地鎮祭でした。施主兼設計者という変な立場は不思議な経験でした。自分の事務所からでも40件近い地鎮祭だと思いますが、変な緊張感はありましたね。笑。
ひとつには、以前設計させて頂いたお寺にお願いした事もあり、施主側で準備するものがいろいろあったのもあって、昨晩はバタバタ用意していたり、というのもありました、でもそれも良い経験だし、神社さんとかにお任せだと楽ですが、記憶にも残りにくいというか。。
そもそも、地鎮祭ってすべきなの?という疑問(家相と同じように)も常にありますが、やっぱり、工事の安全祈願という面も強く、やっぱり無事建物が完成するというのは設計の善し悪し以前に大切な事なので、そしてやっぱり正月と同じで、物事には始まりがあって終わりがあるように、始まりの節目として、このような儀式っていうのは大切なものだと思っています。
僕は下らない「常識」は大嫌いですが、「信仰」というのは大切な事だと思っています。意外??
神のような存在を受け入れるという事は、つまり、自分という人間の不完全さを認めるという事であり、それはとても必要な事だと思っています。
まあ、そんな話はその辺で。。
春には上棟ですが、骨組みだけでもちょっと違うものには見えると思います。
まあ、自分のところですから、いくらでも見てもらおうとは思いますので、また案内しますが。。
書いて来た通り、様々な自分なりの思いや試みを込めているつもりなので、全ての事に対して答えは持っているつもりです。
というか、設計というのは全て、「何故そうしたの?」に答えられなければいけないのです。
大学の設計の講評の時に、ある建築家が「何故その形にしたの?」というのを繰り返し聞いていたのをとても印象的に覚えていますが、当然なのですが、設計者は、そのときの思いつきで何かを決めるなんて浅薄な事をしてはいけないのです。何十年後でも、細かなところまで、何故そうしたのかを責任をもって答えることが出来るくらい、自分なりに考えて決定しなければ設計者としては失格です。お金をもらう資格はありません。。。と僕の信念なだけです。笑

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On 2月 4, 2010
by hase
in けんちくーしごと

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