長谷守保 建築計画

それでも夜は明ける

まだ黒人の奴隷制度が残っていた頃、北部で自由黒人と認められ差別なく生きていたけれど、拉致され南部に奴隷として売られ、12年も諦めずに生きてやっと家族と自由に戻る事ができた、という実話を元に作られた映画。

思ったのは、生まれた時から奴隷だったらこれほど苦しまなかっただろうと思うと、不自由な状況がデフォルト化すると不自由とも思わなくなるのが人間だし、一度自由を知ってしまうと不自由が耐えられなくなるのも人間だという事。
また、僕らは結構自由だと思っていても、やりたくもない仕事でお金をもらって、本当に欲しいのか必要なのか分からないようなものに囲まれるためにそのお金を使わされている、という事自体も結構な不自由なんだと気付かなければいけないと思う。
もちろん体も精神も恐ろしく不自由にする奴隷制度なんてあってはならないけれど、それと比較して我々は自由だなんて思ったり、単純に北朝鮮よりずっと自由だなんて思ってはいけなくて、メディアに洗脳されて消費社会の奴隷になっている現状はやっぱり自由とは言えないけど、上に書いたように生まれた時から周りがみんなその状況だとおかしいとは思わないものだから、今の何がいけないの?と思ってしまっているだけだと思いますよ。

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On 1月 5, 2015
by hase
in みるーよむーかんがえる

長谷守保建築計画

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