足場とれました

  • 2015.01.24
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駐車場に隣接するということもあり、中庭型とし、ガレージも屋根で覆っているので、平屋で抑えめな表現とはしましたが結構な存在感があります。

左の片流れと右の切妻屋根がリズムを持って呼応するように考えています。木造部も天井張って構造は隠していますし鉄骨も細いので、木構造が見えて支えているよりも軽やかに見えますし、ボリュームがあるので、軒先もより薄く見えます。
と、白井晟一の「もっと力強い調子で」という言葉を思い出し、その言葉自身とても共感しているのですが、軒先は厚くするとやっぱり雨もかかり易く、板でやると痛むので無理に厚くしない方が合理的だしコストもかからないし、、という言い訳ですが、全体のプロポーションの中で多少厚くしてみたりというのは検討してみるべきなんでしょうね。でも谷口さんなどやっぱりモダンというのは薄ければ薄い方が美しいし、それは屋根がフラットだからなんでしょうけれど、勾配をもつ事で重力の影響下にあるように見えるのでやっぱり薄いと頼りなく見えるのかもしれません。
まあでも、妻面は窓など要素を減らしてますので、この薄さもまた良いとも思うので、使い方次第でしょう。
3/1(日)にオープンハウスの予定です。