誰がために?

  • 2012.01.13
  • BLOG


業界紙で購読している訳ではないのですが、訳あって(バレバレですが)今朝届けて頂き、「ものづくり特区」とやらの記事におい!って思いましたので。。
「市域の1/4を占める市街化調整区域の土地利用規制を緩和する事で、ものづくり都市としての高いポテンシャルを発揮した新たな企業誘致などを促進する」のだそうだが、市は以前「市街化調整区域検討市民ミーティング」なるものを開いていて私もずっと出ていまして、その時に危惧し発言していた通りになってしまいつつあることを大変残念に感じました。
つまり、今後さらに人口が減り都市インフラ維持への負担などが増えてゆく中でこのような規制緩和を行なう事は、ただ中心市街地が更に没落する(のに税金を投入し続けるという矛盾)という事にとどまらず、都市全体の持続性という意味でも大きな問題があるのではないかということです。
まあそのくらいの事は分かっているでしょうし、「ものづくり」への緩和でありそれ以外に野放図に緩和をしないと信じるとしても、それでもだいたいこの手のインセンティブというのは基本一部の世界への利益誘導であり不健全である事がほとんどなんじゃないでしょうか。。だからインセンティブという言葉は好きではないですね。全体のためになっているとは思えない。
で左下に!
字は潰れて読めないでしょうが、意図的です。笑
ま、いつも言う事は同じような事ですが、ものごとには良い緊張感が必要だというだけの話でした。