昨日オープンハウスと撮影終りました。

南東方向に見晴らしの良い高低差のある敷地なのでスキップフロアで2階にリビングがる正方形のプランになりましたが、うちの感じと良く似た兄弟といったかんじです。
2階が主な場なので屋根のかかった大きなバルコニーを設けて外部へのつながりもつくってあり、延べ面積は室内で33坪程なのに、内部はとても広く感じられます。

中心にある階段にそれぞれの室が直結しているので面積にも無駄がなく、動線もとても楽に感じられますし、上下の動きが感じられるような空間にできたと思います。水平の床が積層しているだけの建物で決して感じられないような身体感覚というのは、僕は日々を過ごす住宅には必要なものじゃないかと感じます。

夜はいつものように？とても陰翳のある、静かな空気が流れるような場所に変わってゆきます。もちろん自分の家もそうですが、引渡前にこうやって朝から一日過ごす事で、それぞれの住まいに特有の時間のながれ方みたいなものを感じる事が出来，オープンハウスや撮影ももちろん目的ですが、それを感じておく事というのが設計した本人にはとても大切なように思います。
外部は改めて。