竣工しました−1

  • 2012.02.20
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昨日オープンハウスで、結構多くの方に来て頂きとてもよかったのですが、兼カメラマンの僕は少し焦ってしまい、日中ISOを高くしたまま撮ってしまっていてショックでした(このサイズでは分かりにくでしょうけれど)まず日中から。


最近のよくある仕様なので既視感があるとは思いますが、、L型の平屋に切妻屋根をかけていて、平屋の切妻は実は始めてだったりします。
軒樋を付けず軒先薄くしています。

内部からもその軒先のおかげで風景がすっきりと切り取られているのが分かるかと思います。当初この内部は柱は建てずにと思ったのですが、構造上も安定するし、梁との変形十字のフレームが連続して、ある方が良かったなと思えるようにできたとは思っています。家具は施主さんが探して来られたデンマークのUSEDですがすっかり馴染んでくれています。

少しコストはかかりますが障子はやっぱり良いですね。かといってそんな「和風」じゃないでしょ??
和風というのは時に「うるさい(要素が多すぎたりして目に付く)」のですが、そうならないように全体や細部をつくっているつもりです。
眺望が良く開放的な敷地なので来られた皆さん驚いてられましたが、設計としてはその魅力を少しでも上げられるかが能力です。
ミースが,ファンズワース邸をつくって、「それまで自然があんなに色彩的だなんて知らなかった」と語ったそうですが、僕も自然がそんな風に見える建築がつくれたら良いなと思っています。
つづく。。