大きな平屋の地鎮祭

  • 2014.09.06
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午前中、工事契約と地鎮祭でした。しばらく、夏とは思えないような涼しい気候だったので、「夏よもう少し頑張れ」なんて思っていたくらいですが、今日は暑くでもう頑張らなくてもいいから、、などと思ってしまいました。でもテントを用意してくれていたので助かりました。

結構広い敷地ですが、コの字型の平屋で敷地を目一杯つかいます。
ご要望もあって木造だけど構造は見せずに、ということで、少しすっきりとしたデザインになるように、でも木と左官、という仕上で設計しました。
契約にご実家にお伺いしたところ、築40年の木造。地震が来たらもう駄目ね、などとお母様が岩言われてましたが、いいいや、すごく大きな窓も柱なく飛ばしていたりしましたが見た目しっかりしてましたし、天井板や木材(当たり前のように芯去材でしたが)も今では手に入らないようなものでした。
国が、地震のたびに耐震耐震言うから、古い物=悪のような偏見を植え付けられてしまってますが、このように、良い材と良い腕でつくられたものは価値が永く続くのだということをもっと多くの方に気付いてもらいたいものですし、40年とか経って、自分が設計させて頂いたものを、同じように見てもらえるようにしたい、というのが目指す所です。