上海2

  • 2011.10.27
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続いて夜の部です(^^)

一番の観光地である外灘の夜です。英米仏などが19C後半から20C前半に租界(半植民地のような)として様々な建築を建て、今では文化的に保護され高級ブティックが入るようなとても雰囲気のある所です。歴史の経緯には様々あったとしてもこのように動かし難く重たい歴史が積み重なり、それに皆が価値を認めている状況がこんな近い上海にあるという事が驚きでもありました。(今まで余りアジアには興味も知識もなかったのです(^^;)

対岸の金融中心(右奥に森ビルがありますね)ですが、水辺越しにちょっと幻想的な感じです。実際近くでは恐ろしく高く密度をもっていたのですがこれだけ大きな河川が都市の中心にあるというのは(交通面はさておき)大きな公園や緑地があるのと同様に人間らしさを感じさせてくれます。
また上海の街は地域によってこのように古かったり新しいビルが林立していたりと特色が分かれていたり、この河が横断していたりで大都市ですが居場所が分かり易いのはとても都市の良い部分だと思いました。

で、良いお店にも連れていってもらったり随分美味しいものを沢山食してきました(^^)もちろん上海蟹はとても美味しく(でも中国なのに結構な値段です)また古い建物を雰囲気よく使っているお店が多く、中国の食文化の奥深さを感じました。あれ普通の観光旅行報告だw
今回上海に行って感じたのは建築も人々も、なんだかぶつかり合わんがようにある、恐ろしくさえもある活力でした。あちらの方は性格もはっきりしているようで喧嘩したり嫌な仕事は本当に嫌そうな顔でやっていたり、まあ日本人の逆を行っていると言っても良いと思うのですが、だから普通の日本人には合わない場所かも知れません。が、僕は日本人も、もう世界は元には戻らないのだから、もっと意思表示をきちんとして戦う姿勢ももって生きてゆかないと飲み込まれてしまうように、改めて思いましたし、僕は意外と合うのかもしれないとも??