ひまわり

  • 2012.03.03
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1970年のイタリアの反戦映画の傑作ですね。
第二次大戦で引き裂かれる男女を美しく描いています。
改めてちょっと面白かったのは(というと不謹慎ですが)やっぱり反戦とか戦争に行きたくない(主人公も実際狂人の演技をして逃れようとするが無駄に終わる)というのは当たり前の感情でありながら、日本だけが特殊なのでしょうか、例の、お国のために、天皇陛下、、、という中での反戦の感情とは随分違う事が改めて感じられました。
先に書いた「代表的日本人」ともつながってしまうのですが、個人とは何のためにあるのか?国家とは何ためにあるのか?という本質の狭間で、個人がどう生き、国家がどう続き、時には何かのために戦わなければならなくなる、という問題が起きてくるのだと思うし、もちろん国によってそれが大きく違うのは当然のように思われますけど、戦争する時なんて相手の気持なんて考えてはないですよね。(小さいレベルでは個人同志の喧嘩も一緒)
全ての争いも問題も、相手との価値感の相違から生まれる、とすれば、いかにその相違を埋めるか?こそ何より大切なのかもしれませんし、身近な話では「市民」と「行政」が「協働」をする意義もそこにこそ価値があると思っています(がほとんど分かっちゃいない)
その前に、自分の身近な事から変えて行かなきゃ^^;
と、こういう自分の今と随分違う世界で人々が何を感じるか、に触れると自分も変わるきっかけになりますね。