どう思う?

  • 2011.09.26
  • BLOG

さっきFacebookで住宅作家の〇〇さんがこんな書込みを。
『<某設計施工の工務店>の新社屋を見せてもらいました。地元の設計事務所は辛いだろうな〜、工務店でこれだけできると、、、』
某は、具体名でしたが伏せますが、浜松の会社です
別に過剰反応する必要はないのですが、つまり浜松の設計事務所のレベルが低いと言われているわけですね。
そう言われても仕方がない方もいるのかもしれませんが、一括りにそういう言い方をするような言葉には気を付けるべきじゃないのかなと。
色々な所に名前や文章や作品が出る方なんだから言葉への責任は軽くないと思います。
それにあちらから友達申請をされたのだから少なくとも僕が地元の設計者の一部だとも(多分)ご存知のはずなので尚更。。
ま、そう見られているんだから仕方がないけれど、こういう屈辱や怒りもバネにもっと努力しなければと思いました。
大人気ないなあ。。俺って
<追記>
僕は基本的に設計と施工がくっついているという事自体に、本来あるべき姿を求める仕事としては問題があると思っています。いつかも書いたとは思いますが、所謂「専兼問題」
三権分立と同じで、行政が施工、立法が設計、司法が建築主とすると、分かると思いますが、もちろんそうでない国や状況も沢山あって、あるとは思いますが、それでも分立に意義があるのと同じように僕は設計と施工がくっついている事は良い結果を導く方法としてはベターではないと思っています。
我々設計者は設計行為のみ、つまり図面という形にしかならないものだけで生計を立てていますが、設計施工は、その設計者が全力で考えたものをコピーしたりして売り、施工で利益を出して設計なんてそんなに費用がかからないと言う事で、設計者がより良い設計をする事を妨害しています(意図せずとも結果として)