生き物の超能力

  • 2012.11.06
  • BLOG


個人的にとても好きな世界で、内容もとても面白かったのですっかり味わってしまってなかなか読み進まなかったです。
確かに、本当に、生き物って「超能力」と言えるような様々なものを持っているなと、改めて感じたのですが、当然気の遠くなるような時間の中で様々な環境に適応したり絶滅したりを繰り返してきた中で多様な生命が育まれ、それぞれがそれぞれの特殊な能力を身につけて来たのは,当然というかそうでなければ今存在していない、といえばそれっきりなのかもしれませんが。。
ただ僕が感じるのは、だいたい,進化(という言い方は好きではないですが)というのは、偶然の突然変異と淘汰の単なる繰り返しの結果だと考えられているのが大勢なようですが、僕は神を信じているわけではなくても、何かそこに、神の意志が感じられるほど、生命の特殊な力や姿というのに何かを感じてしまいます。
それはもしかして、人間がつくってきた、つくっている様々なもの、自分の設計が余りに不完全なのに、生命体ってなんて素晴らしく出来ているんだろう、という実感があるから、少しでもそれに近づきたいと思っているからかもしれません。
という事で、僕は動物や進化、というものにとても興味があり、一方で、実は宇宙とか、原子というものには余り興味がありません。それは何故かというと、動物や進化に肉薄すれば、人間の奥深くが見えるように思えるけど、宇宙や原子って、人間の本質から離れた、別次元の遠い世界をただ追い求めているだけのように思えてしまうからでもあります。