特定秘密保護法案

  • 2013.12.05
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強行採決?ですか。
うーん。って思いながらネット見てたらちょっと考えさせるネタがありました。

その中の戦前の映画監督、伊丹万作(十三の父!)が「戦争責任者の問題」の中で書いたのは、戦後にみんながみんなだまされた、と言っていたけれど、誰に騙されたかをいくら遡っても誰にも行き着かず、「つまり日本人全体が夢中になつて互にだましたりだまされたりしていたのだろうと思う。」また、「『だまされていた』といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。」と。

今の日本の現状、まさにその通りだなと。
別のブログで、日本人は政策などに主張をしないので、福祉等の誰にも優しいような文句の付けにくい法案はすぐ通るが今回のような文句が付け易い法案は、今までも随分廃案にされてしまってきていて、阿倍政権はそれを変えようと強行採決をしようとしているのであって、つまり必要なことがそうしないと実現できないのだからそれこそ民主的なのではないか?と。
確かに国民全体が、何が良いか悪いか、何が必要で何が不要か?を考え言わない限り、耳障りの良い政治しかできないだろうし、それは上記の、互いにだましたりだまされたりしている、という状況に近いのかもしれない。

やっぱり考え、発言してゆかないといけないな、と意を強くした次第です。