仕事への考えかたについて。

  • 2011.02.02
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しばらく前からスタッフ募集をして応募もそれなりにあったのですが、どうも僕の基準になかなか合わないようでして(^_^;)
こういう繰り返しはお互いの時間のロスでもあるかと思い、今後の事も考えて、ホームページに採用基準のようなものを書いてみました。
で、悩んだ結果、結局しばらく前につくった事務所の資料に記したものをそれを転記しました(下記)
まあこんな事書くと、余計来なくなるかもしれないという賭けでもあり。笑
これらの言葉は、学生時代からだと20年にもなる建築や設計に対する考え方の、自分なりの言葉です。
当たり前ですが、厳しいです。
今までも入所後にどうも考えが伝わらずに、正直、お互い良く無い結果になってしまった事もありました。
それについては、やはり僕の足らなさだと思い、正直申し訳なくも思っています。
だから、先に読んでおいてもらえればお互いのため、というのもあり、設計を依頼頂くのも同じですが、はやり、簡単にやり直しがきくものではないので、相手選びは慎重に。
というわけでまだ募集中なのでした。
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建築設計という仕事について
 人間の存在価値があるとすれば、それは多様な生き方を自ら選び取る事ができること。
 その上で建築の価値とは、多様な可能性を追求し尽くした所に初めて現れ、存在する。
 そして建築を志す者は、その可能性を限られた時間で追求し尽くさなければならない。
 但し建築は他者との間にのみ存在し、他者の同意を得なければ姿を現す事はできない。
 わたしたちの為すべきことは単にそれだけであり、かつとても困難な事である。
スタッフの心得                              .   
・常に努力し、プライドを持ち、若さを言い訳にしない
・常に疑問を持ち、考え、的確な判断積み重ね、自分に余裕をつくる
・常に当事者意識を持ち、自分の意見を持つ
・常に周囲への配慮を忘れず、全体でより良い方向を目指す
・常に自分の目標を立て、実現を信じ、実現する
・常に素直さ、謙虚さと感謝の気持ちを持ち周囲と接する